【書評】折れない心の作り方を徹底解説『自己肯定感の教科書』

皆さんこんにちは！

今日は『自己肯定感の教科書』（中島輝）をご紹介していきます。

最近色々な方のお悩みを聞いていて、
自分に自信を持てない人、自分を責めすぎしまう人
が多いなという印象を受けます。

でも、いきなり「自信を持て！」とか、「考えすぎんな！」
なんて言われても、それが出来ないから困ってるんだよ‼
と思いますよね。
筆者もかつて自分に全く自信を持てず、
また、一つの失敗を必要以上に気にしてしまい
毎日生きていくのが辛い💦という時期が有りました‼

ところが、毎日毎日悩んでばかりで、思い詰め続けた結果、
ある日、「もう何でもいいや＼(´▽｀)／」
と全て開き直る日が来ました！
それからは小さい事（今までは大事だと思っていた）
に拘らなくなり、自分の好きに生きる様になったんです。
これが、ある意味、「自分を許す」という事に繋がっていたのかも知れません。

それから現在に至るまで、勿論嫌な出来事や
ショックを受ける出来事にも遭遇して来ましたが、
気持ちの切り替えを出来る様になったんです！

そして、最近『自己肯定感の教科書』という本に出会い、
これは当時の自分が無意識にしていた事だな‼と思ったので、
是非、自分を責めてしまい辛い想いをしている方々にも読んで欲しい
と思い今回書評を書くことにしました。

Contents

1 自己肯定感って何？
2 どうやって高めるの？
3 自己肯定感が高まるとどうなるの？
4 まとめ

自己肯定感って何？

そもそも自己肯定感とは何でしょうか。
最近わりと流行ってきている言葉ですが、
聞き慣れない方もいらっしゃいますよね！
自己肯定感は、
ありのままの自分のを受け入れ、価値を感じられる
状態です。

「最近上手くいかないなぁ」「自分はいつも失敗ばかりだ」
といった気持ちになるのは、この自己肯定感が下がっているからです。

逆に自己肯定感が高まると、気持ち的にも安定してくると言えます。

また、自己肯定感には種類があり、
それぞれの分野ごとに高めることもできるんです。

　①自尊感情　　　　自分には価値が有ると思える
②自己受容感　　　ありのままの自分を認められる
③事故効力感　　　自分には出来ると思える
④自己信頼感　　　自分を信じられる
⑤自己決定感　　　自分で決定できる
⑥自己有用感　　　自分は何かの役に立っていると思える

チェックリストもついています！

どうやって高めるの？

じゃぁ、どうやったら自己肯定感が高まるのか？
というと、『自己肯定感の教科書』では、
瞬発的に高める方法と、長期的に鍛えていく方法に分けて紹介されています‼

例えば、瞬発的に高めるには、

●朝起きたら光を浴びる
●５分だけ掃除をする
●おやつを食べる
●目のストレッチをする

といった方法があります。

「え～⁉そんなことかぁ😞」と思われた方、
侮るなかれです‼

「あぁ～なんか疲れた💦」「なんだかモヤモヤするなぁ」
なんて時に筆者も試してみましたが、
良い気分転換になり、気持ちがスッキリします‼

結局、鬱傾向が強い方、悩みが絶えない時って
同じ視点でぐるぐると思考を巡らせてしまい、抜け出せなくなってしまっています！
大切なのは気持ちの切り替えなんです。

その他、長期的なトレーニングとして、

●問題が起こった際の解決策を事前に考えておくトレーニング法
（if-thenプランイング）

●感情を数値化し、客観視するトレーニング法
（エモーショナルスケーリング）

等も紹介されています！

自己肯定感が高まるとどうなるの？

逆に、自己肯定感が下がってしまうと何が起きるでしょうか。
失敗や人の意見をすぐに気にしてしまい、
「もう嫌だ💦」「自分には無理！」というモードに
入ってしまうので、せっかく目標を決めても、
最後まで続けられなくなってしまいます。
何か新しい事や少し難しい事にチャレンジするには、
失敗や批判がつきものです！
世の中の全員が賛成してくれることも、
全てが予想通りに進んでいくこともあり得ません‼
大切なのは壁にぶち当たった時。
「きっと自分にはできる！」「まだまだ大丈夫！」
と思うことが出来たなら、その壁を乗り越え新たな景色を
見る事が出来ます。
逆に、１度や２度の失敗や、周りの意見で落ち込んでしまい
同じ場所に踏みとどまってしまっていたら、
いつまで経っても同じ悩みで苦しむことになってしまいます‼