皆さんこんにちは♪
今回は
円滑な人間関係を築く為には自分を良く知ってもらう事が大切
という事お話をしていきます。
自分をありのままに示す事を「自己開示」
と言いますが、これが出来ていないと、
相手から中々信用されづらかったり、
自分を分かってもらえないという事が起きます。
かく言う筆者も、かつてはめちゃめちゃ秘密主義で、
「人の話はよく聴くけれど、自分の話は殆どしない!」
という時期がありました。
「どうせ私の事なんか誰も解ってくれない」
「話だって無駄」と考えていたんです。
今から思えば、自分のこの行動が、
周りの人を遠ざけ、孤立していた原因になり、
自分で自分を苦しめていたんだなと思います。
そこで、今回は、
「人間関係になぜ自己開示が大事なのか」
と、「自己開示の方法」について
書いていきたいと思います。
Contents
1 人間関係に自己開示が大切な理由
1-1 信頼され仲が深まる
自己開示とは、自分をありのままに示す事です。
なぜこの自己開示が人間関係を作る上で大切なのでしょうか。
皆さんは、美容室を選ぶ時、
サイトやホームページでお店の様子が良くわかる美容室と、
全く情報が出ていない美容室、どちらを選びますか?
人によるとは思いますが、多くの人が
情報が沢山出ている美容室を選ぶと思います。
これは、情報が沢山ある事で、
「ここに任せればちゃんと髪を切ってもらえる」という
「信頼」に繋がるからです。
自己開示する事は、相手からの信頼に繋がり、
相手に安心感を与える事が出来るんです。
また、自己開示をする事で、相手からも
自己開示をしてもらえる可能性が高まります!
人間には、返報性の原理というものがあります。
「人に何かをしてもらうと、自分も
返したくなる」という心理です。
なので、自分が心を開いて相手に話せば
相手も心を開いてくれ、色々話してくれる様になるんです!
1-2 自信を持てる様になる
自己開示をすると、自信にも繋がります。
例えば、
「料理の腕を上げたいから料理教室に通おうと思うの」
と話すと、よっぽど捻くれている人で無ければ、
「良いね♪今度是非食べさせて!」等、
肯定的な返事が来ると思います。
こうした肯定的な返事を貰うと、
「受け入れてもらった」と思う事が出来、
その出来事に対してポジティブに捉える事が出来るんです。
この「受け入れてもらえた」というポジティブな経験の積み重ねが、
自分の自信にも繋がるんです。
1-3 自己開示しないと誤解される
例えば、
「普段は盛り上げ役で、冗談ばかり言う明るい性格に見える人だけど、
実はとっても真面目で繊細な部分も有る。」というA君がいたとします!
しかし、その、「真面目で繊細な部分」は人に開示していなかった為、
周りにはA君の真面目さや繊細な部分は全然伝わっていなかった💦
そうすると、中には、人の表面的な部分しか見ない人もいるので、
場合によっては「A君は冗談ばかり言っているので、何を言ってもへこたれない奴」と
勘違いされ、キツイ当たりをされてしまう事もあります!
A君は本来真面目で繊細な性格なので、
その人はこうしたキツイ当たりに対して
物凄く落ち込んでしまうのです。
これではA君の良い部分がちゃんと伝わっておらず、
A君は損をしていますよね。
また、自分の事を全く話さないと、
「この人は何考えてるか分からない」
「何故こんなに隠すのかな?」と、
相手から不信感を抱かれてしまう事となり、
距離を置かれてしまう可能性もあるんです。
この様に、自分を隠す事は、
円滑な人間関係を築く上で何の特にもなりません!
自分を解ってもらい、自分の望む様に接して貰いたいのであれば、
先ずは自己開示する事が必要なんです。
ここまで、人間関係に自己開示が必要な理由について書いてきました。
自己開示をする事は、良い人間関係を築いていくに当たって、
とっても重要だという事が解って頂けたと思おます!
そこで、ここからは、
具体的に、どう自己開示したらいいの?
という事で、「自己開示の方法」
について説明していきます。
2 自己開示の方法
2-1 先ずは小さなことから開示
自己開示が人間関係にとって大切という事は解ったけど、
「自分をさらけ出すのはどうしても苦手」という人もいるでしょう。
多くの場合、こうした人達の心の中には、
「ありのままの自分を受け入れてもらえないのではないか?」
「自分を否定されたら落ち込む」
という不安があります。
なので、いきなり内面的な、「自分の価値観」や「想い」を開示するのではなく、
小さなことから話題にしてみると良いでしょう。
「私は読書が好きです」
「この前〇〇へ旅行に行ってきました」等、
ちょっとした話題でも立派な自己開示です!
それで、相手がその話題に食いついてきたら、
もう少し掘り下げて話してみるんです。
逆に、興味が無さそうであれば、話題を切り替えれば良いのです。
興味の無い話をいつまでもしてしまうのは相手にとって苦痛になってしまいます。
好きな事、興味のある事等は、自分の価値観にも繋がるので、
こうした話から、内面的な自己開示にも繋がっていきます。
日頃から小さな話題を探しておくと、
いざと言う時にサッと出てきます♪
2-2 相手とタイミングを選ぶ
会って間もない人に、「母が認知症で…」「彼氏の暴力が…」
と言った重たすぎる話をしてしまうと、
場合に寄っては相手が引いてしまう可能性が有ります。
カウンセラーや、同じ問題で悩む人であれば、
違和感なく受け止めて、アドバイスを伝える事も出来るでしょうが、
例えば20代前半の恋愛経験も未だそこまで豊富ではない人がこの話を聞いても、
何と返せば良いか分からないし、返事に困って距離を置かれてしまいます。
込み入った相談事は、ある程度お互いの事を知り、
お互いがどんな人なのかを良く知ってから話す様にするのが無難です。
2-3 自分ばかり話さない
自己開示は大切ですが、自分の話ばかりを聞いてもらう事や、
相手の自己開示に興味を示さないという行動はNGです。
先ほども触れましたが、人間には返報性の原理が有るので、
話を聞いたら、自分の話もしたくなります!
そんな時に、自分の話ばかりでこちらが話すタイミングが無かったり、
せっかく話しても無関心だったりすると、
「もうこの人には話さない」と、相手は心を閉じて距離を置いてしまいます。
自己開示はバランスがとっても重要です。
相手が自分を受け入れてくれたら、
こちらも相手を受け入れる事がとっても大切なんです。
2-4 失敗談も上手く使う
順調にこれまで成功してきた人より、
紆余曲折あって成功までたどり着いた人の方が
周りからは共感されます!
自己紹介をするのに、自慢話ばかりする人や、
「自分はいかに凄いか」というアピールをしたがる人も居ます。
相手は「凄いね」とは言ってくれるかも知れませんが、
「別次元の人」と認識し、
距離を置かれてしまう可能性が高いです。
失敗談も包み隠さず開示する事で
相手は安心し、「人間味がある人」という
印象を持って貰え、心を開いて貰える可能性がグッと高まるんです!
自己開示は、自分の良い面ばかりでなく、ダメな部分も
開示する事も大切です。
以上、今回は「自分を知ってもらう事と人間関係」
について書いてきました。
繰り返しになりますが、
自己開示は円滑な人間関係を築いていくのに本当に大切な事です。
唯、誰彼構わず、いつでも開示すれば良い
と言うわけではなく、タイミングとバランスがとっても重要になります。
是非、良い人間関係の為、参考にして頂けたら嬉しいです
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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