人の目を気にする心理と改善する方法

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こんにちは。元No. 1キャバ嬢で、
カウンセラーをしているりさです。

最近は
「素の自分を出せない」「人の目を気にしてしまう」
という悩みを多く頂きます。

この記事では
職場や友達、彼氏(彼女)に上手く本音を
出せなくて苦しいと悩む方々に向けて
素を出せない心理と、人目を気にしなくなる方法について書いていきます。

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人の目を気にする心理とは?

人の目を気にする心理には、
大きく分けて2つあります。

⑴自分に対して否定的

⑵他人に対して否定的

⑴自分に対して否定的

自分に対して否定的な人は
自分の意見や行動が正しいと思えないので、
人から褒められたり、意見を言われる事で
正しいかどうか判断します。
つまり、自分に自信がないんです

また、「素のままの自分では認められない」
と考えているので、
「相手に良く思われるにはこうした方が良い」
という判断基準で自分の振る舞いを決めて行きます。

その為常に鎧を被らなければならず、
人と会うと疲れてしまいます。

⑵他人に対して否定的

他人に対して否定的な人は
他人の言動を疑って捉えています。
例えば「今日の服装素敵ですね」
と褒められれば、
「この人は自分にゴマを擦っている!」
という具合に、他人からの言葉を
素直に受け取ることが出来ません。

その為相手からの好意的なアプローチも
否定的に捉えてしまい、
相手を信用する事ができないのです。

 

自分に自信を持つ方法についてはこちら

自信を持てる様になる為の方法

自分を好きになる為の方法5選

心を開いていないと周りにも伝わる

人目を気にする、素を出せない
という人には、繊細で頭の良い人も多いので、
ある意味器用に振る舞えている場合も多いです。

表面上は人間関係も良好に見えます。

しかし、相手が心を開いていなければ
大概はその事に気付きます!
そうです。上手く立ち振る舞っているつもりでも
相手にはバレています!

「心を開かれてないな」と感じれば
その人はどうするか?
答えは簡単で、相手も心を開きません。

よって、いつまで経っても良い関係は築けないでしょう。

 

 

良い人間関係を築くコツについてはこちらをお読みください。

人と仲良くなる5つの方法

自分を知ってもらうと人間関係が上手く行く

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恋人との関係が長続きしない

素を出せない、人目を気にする
という人が陥りやすい現実として、
彼氏、彼女と長続きしない
という悩みも良く出てきます。

Aさん👩「交際が始まって数ヶ月経つと、
いつも何考えてるか判らないと言われて振られてしまいます。
私なりに愛情表現していたつもりなのに」

Bさん👨「職場から帰っても良い自分でいなきゃと思ってカッコつけているけど、
そのうちそれも疲れてしまって、一方的に別れを告げてしまいます。」

恋愛関係はどうしても深い人間関係が求められます。
職場では「仕事」という目的がある為、
最低限の関係でも何とかやり過ごせるかも知れませんが、
彼氏や彼女との関係となるとそうも行きません。
素を出せない人の多くがこの問題に陥ってしまうのです。

 

恋愛を長続きさせる為の秘訣はこちら

長続きするカップルの秘訣

人目を気にしてしまう原因

では、どうして簡単に自分の素を出せる人と
素を出せない人がいるのでしょうか?
人目を気にして鎧を身につけてしまった人には
原因があります。

⑴過去の傷ついた経験

⑵ちゃんとした自分でいなければならない
という価値観

⑶本当の自分では愛されないという思い込み

この原因には、衝撃的でショッキングな出来事が
トラウマとなっている場合もあれば、
小さな頃から長年「当たり前だ」と思い込んで身についてしまった癖による場合もあります。

⑴過去の傷ついた経験

過去の傷ついた経験には、
虐められた経験辛い失恋等の別れの経験
そして、親に否定された経験等があります。

例えば、小さい頃親が夫婦喧嘩をしている時に
何かを主張したら、「お前は黙ってろ!」
と言われてしまった経験が原因で、
「自分の意見は言ってはならない」という
ルールを身につけてしまったというケースもあります。

⑵ちゃんとした自分でいなければならないという価値観

ちゃんとした自分でいなければならないという価値観は、
例えば、妹が生まれてから「お姉ちゃんでしょ⁈」
と言われて怒られる事が増え、
お姉ちゃんらしい振る舞いをした時だけ
親から褒められた!
という事が繰り返し行われたような場合。

「親の期待通りに行動しなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」
という価値観が染み付いていくことも多くあります。

⑶本当の自分では愛されないという思い込み

これも「ちゃんとしなきゃ」という思い込みに近いですが、
テストで100点取ったら褒められる、
親の期待通りの高校に合格したら褒められる
という事が繰り返し行われて、
親の期待通りに生きる事を目標として生きてきたという場合
自分の意思で動いた経験がなく、
また、自分の意思が認められた経験もない為、
素の自分に対する自信がなくなってしまいます。

というように、人目を気にするようになってしまう原因は様々ですが、
小さな頃からの根深い価値観による場合が多いのです。

 

根深い価値観の修正方法については下記の記事をごらん

【悩みやすい人必見】陥りやすい5つの考え方

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人目を気にしすぎる自分を改善する方法

人目を気にしすぎるあまり、
職場でも、恋愛でも良い人間関係が築けず苦しい!

そんな自分を変えるにはどうすれば良いか?

⑴過去と現在を切り離す

先ほど原因のところで述べたように、
人目を気にして素が出せなくなる原意には
過去の経験が大きく関わっています

小さい頃から当たり前と思っている価値観は
染み付いてしまっていて、
気づきもしない場合が多いです!

今一度振り返ってみて、
「今身についているこの価値観はどうして身についたんだろう?」と考えてみてください。

子供の頃は自分で生きていく力が弱い為
親や大人の意見が絶対でしたが、
今の自分はどうでしょうか?
社会人で有れば、毎日職場に行き、
お給料を貰って、今日食べるものや着る物だって自分で決めています。
もう子供の時の自分とは違うんです‼︎

過去の経験や価値観に縛られて生きていく必要はもう有りません!

⑵相手のために何が出来るか?の視点で考える

これ、凄く矛盾しているように感じるが知れません。
「人目を気にする自分を治したいのに相手のため?」
と思うでしょう。

でも、人目を気にする今のあなたの視点は
何処にあるでしょうか?

「自分が良く思われたい」
「自分が良い人でありたい」
人目を気にする人の視点は外に向いているようで、実は自分に向いています!

全ての判断基準は「自分がどう思われるか」
にあるのです。

なので、思い切って、一旦その視点を
相手に向けてみるんです‼

「今、目の前にいるこの人の為に何がでかるか?」
「相手はどんな事を考えて、何をして欲しいか?」
そんな視点で捉えてみると、
言動も変わってくるでしょう。

⑶目の前の事に集中する

これも「相手の為に何が出来るか」と近いですが、
職場で、「この発言をしたらどう思われるか?」ではなく、
「今の状況で出来ることは何だろう?」
「この状況を良くするために自分が出来ることは何だろう?」
と考える事で、余計な事を考えず
目の前の仕事に集中できるのです。

⑷素のままの自分でOKと言い聞かせる

言い聞かせなので、ある意味暗示ですが、
現状の、素を出せない自分も
思い込みによる物です!
なので、思い切って新しい思い込みで
上書きしてしまいましょう!

人の脳は、衝撃的な出来事と、繰り返しによって記憶されていきます。
衝撃的な出来事はそう頻繁に起こりません。
(たまにしか無いから衝撃的なんです)
なので、繰り返し繰り返し脳に言い聞かせて、
新しい価値観を刷り込んでいきます。

まとめ

以上、人目を気にする心理と改善方法について書いてきました。

人目を気にするようになってしまった過程には
長い年月と、根深い価値観があります。

なので、1日や2日で急に
「治った!人目気にならなくなった!」
なんて事はありません。

徐々に徐々に偏った考え方を修正していくしか無いんです。

そして、大前提として、
100%全員に素を見せるなんて事はあり得ません‼︎
どうしても合わない人とはある程度の距離感が必要でしょう。

人目を気にすることは、
繊細さや思慮深さの現れでもあります。

素を出せないことを気にしすぎて難しく考えるのではなく、
今よりも生きやすいように生きる!
というテーマで向き合ってみることをオススメします。

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