夫婦の家事分担で揉めないために 結婚前に話しておきたい家事のこと

夫婦の家事分担について話し合う男女と、玄関を掃除する女性のイラスト

結婚を考えている相手と家事分担について話しておいたほうがいい?

もうすぐ一緒に暮らすけど家事ってどう分担すればいいんだろう?

共働きなのに自分ばかり家事をしている気がする…

家事分担は、夫婦生活で不満が生まれやすいテーマのひとつ。

「二人で協力しよう」と思っていても、
実際に暮らしてみると、「料理は毎日する?」「忙しいときはどうする?」など、
お互いの「普通」が違うことに気づくことがあります。

だからこそ、これから結婚する二人には、
一緒に暮らし始める前に話してみてほしい!

といっても、「料理は私、洗濯はあなた」と、結婚前から細かな分担を決める必要はありません。

大切なのは、家事をきっちり半分にすることではなく、
家事についてどんな価値観を持っているのかを知ること。

この記事では、夫婦の家事分担の実態や不満が生まれる理由、家事分担を上手くするコツを紹介します。

アドバイザー

二人に合った家事分担を、一緒に考えてみましょう。

この記事でわかること

  • 夫婦の家事分担の実態
  • 家事分担を上手くするコツ
  • 結婚前に話したい家事のこと
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夫婦の家事分担の実態

夫婦の家事分担は、実際にはどのくらいの割合になっているのでしょうか。

内閣府の「令和5年版 男女共同参画白書」によると、
6歳未満の子どもがいる共働き夫婦では、
家事時間の77.4%を妻が担っています!

6歳未満の子どもがいる共働き夫婦の家事分担割合は妻77.4%、夫22.6%

出典:内閣府「令和5年版 男女共同参画白書」特-8図をもとに作成
※ここでいう「家事関連時間」には、家事だけでなく、介護・看護、育児、買い物も含まれています。
また、この数字はすべての夫婦に当てはまるものではなく、6歳未満の子どもがいる夫婦を対象としたデータです。

こうして見ると、共働きであっても、
家事が半分ずつになるわけではないことがわかります。

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とはいえ、夫の家事参加も少しずつ増えてきています。

夫の家事分担割合は2006年の14.5%から2021年の22.6%に増加

出典:内閣府「令和5年版 男女共同参画白書」特-8図をもとに作成

このように、以前と比べると夫が家事を担う割合は少しずつ増えている。

それでも、夫婦の家事分担をめぐって不満が生まれることは少なくありません。

というのも、家事の不満は
「どちらが何割やっているか」だけで決まるものではないから!

ここからは、夫婦の家事分担で不満が生まれる主な理由を見ていきましょう。

家事分担で揉める理由

家事分担をめぐって、洗い物や洗濯物がたまった部屋で言い争う夫婦のイラスト

家事は夫婦で半分ずつ分担できれば、それが一番公平に思えるかもしれません。

しかし、家事分担の不満は、単純に
50:50にすればなくなるとは限りません!

ここでは、夫婦の家事分担で不満が生まれる主な理由を見ていきます。

家事負担が偏っている

家事分担で不満が生まれる理由として分かりやすいのが、どちらか一方に負担が偏ること。

料理、洗濯、掃除、買い物など、家事は毎日の生活について回るもの…

共働きで帰宅時間が同じくらいなのに、
一方だけが家事を続けている状態になれば、不公平感を抱きやすくなります。

ただし、単純に「5対5なら公平」とも限らない!

残業が多い時期や通勤時間、体調などによって、家事に使える時間は変わります。

大切なのは、数字だけをそろえることではなく、
二人とも無理なく生活できる状態になっているかを見ることです。

自分ばかり先に気づく

実際にしている家事の数だけではなく、
「自分ばかり気づいている」と感じることも不満につながります。

例えば、

・洗剤がなくなりそうだから買っておく
・冷蔵庫を見て夕食の献立を考える
・トイレットペーパーを付け替える

こうした作業は、担当表には表れにくいもの。

相手が頼めば動いてくれたとしても、
毎回「何をする必要があるか」を考えてお願いする側には負担が残ります。

「言ってくれればやるのに」は、
考える負担を相手に任せているのと同じ!


家事は、頼まれてからやるのではなく、
自分で気づくところから始まっています。

家事のやり方にズレがある

家事は分担できているけど、相手のやり方に満足できないケースもあります。

たとえば、
一方は「掃除機をかけたから掃除は終わり」と考えていても、
もう一方は「床を拭いて、水回りもきれいにするまでが掃除」
と思っているかもしれません。

これは、どちらが正しいという問題ではなく、
「家事をする」の意味や完成の基準の違い!

せっかく家事をしても、
「やったのに文句を言われた」
「頼んだのに全然できていない」
と感じると、双方に不満が残ります。

だからこそ、
家事分担では担当だけでなく、お互いの基準を知ることも重要です。

家事分担のコツ

家事をリスト化し、やらない家事や分担のルールについて話し合う夫婦のイラスト

家事分担で不満をためないためには、
夫婦で協力しやすい形をつくることが大切です。

では、どのように家事を分担すれば、お互いが気持ちよく暮らせるのでしょうか。

以下では家事分担を上手くするためのコツを見ていきましょう。

見えない家事も共有する

家事というと、料理や掃除、洗濯などを思い浮かべがちですが、実際にはそれだけではありません。

献立を考える、日用品の在庫を把握する、ゴミの日を覚えておく…
など、暮らしの中には細かな家事がたくさんあります。

こうした「見えない家事」も含めて、
普段している家事を書き出してみましょう。

「こんなこともやってくれていたんだ」と相手がしている家事に気づくこともあります。

目につきやすい家事だけでなく、小さな家事まで二人で把握することが、家事分担を考える第一歩です。

\たとえば、こんな家事があります/

食事

・献立を考える
・食材を買う
・料理をする
・食器を洗う

洗濯

・洗濯物を仕分ける
・洗濯機を回す
・干す
・畳むな

掃除・ゴミ捨て

・掃除機をかける
・お風呂を掃除する
・ゴミを集める
・ゴミを出す

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ここで紹介した家事はほんの一部!
他にどんな家事があるのか、一覧で確認してみてください。

暮らしの家事一覧をPDFで見る

家事の基準をすり合わせる

同じ家事でも、どこまでやれば終わりなのかは人によって違います。

たとえば
洗濯なら、洗って干せば終わりと考える人もいれば、
クローゼットにしまうところまでが「洗濯」と考える人もいる。

また、「タオルは毎日洗いたい」「シーツは週に1回洗いたい」など、
どのくらいの頻度でやりたいかにも違いがあります。

こうした基準が違うと、「やったつもり」「まだ足りない」とすれ違うことも…

自分の「普通」を相手も同じだと思わず、
どこまで・どのくらいやりたいのかの基準を話しておくことが大切です。

得意不得意を考慮する

お互いの得意・不得意を考えて分担するのも大切なポイント。

料理が好きなら料理を担当する、片づけが得意なら整理整頓を担当するなど、
それぞれが無理なくできる家事を選ぶと負担を感じにくくなります。

また、家事への「こだわり」も分担を考えるヒントになる。

「洗濯物はこの畳み方がいい」など、やり方にこだわりがある家事は、
こだわる側が担当するとお互いのストレスを減らせます。

もちろん、得意だから、こだわりがあるからといって、
すべてを一人で抱える必要はありません!

得意・不得意だけでなく、お互いが無理なく続けられる分担を考えることが大切です。

やらない家事も決める

家事分担というと、「夫がするか、妻がするか」の二択になりがち。

しかし、そもそも人がやらなくてもいい家事もあります。

食洗機やロボット掃除機を使う、忙しい日は惣菜や外食、必要に応じて家事代行を頼む…
など、選択肢はいろいろ!

特に共働きで忙しい毎日の中では、
すべての家事を完璧にこなすのは至難の業!

「やらない」「誰かに頼る」ことも、二人が
無理なく暮らすための立派な選択肢です。

定期的に分担を見直す

結婚当初にちょうどよかった分担が、ずっと続くとは限りません。

転職や異動で帰宅時間が変わったり、
妊娠・出産で育児が加わったりすれば状況は変わります。

一度決めた担当を守ることより、
「今の分担で互いに無理が出ていないか」を定期的に確認するのはとても大切!

家事分担は固定された契約ではなく、
その時々の生活に合わせて更新していくものです。

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結婚前に話したい家事

結婚前に家事や食事、仕事、子どもができた後の暮らしについて話し合う男女のイラスト

婚活中や結婚前の場合、具体的にどんなことを話しておけばいいのでしょうか。

まだ一緒に暮らしていない段階で、細かな家事分担表を作り、
「料理は私、洗濯はあなた」と担当を決める必要はありません。

その理由は、実際に暮らしてみなければ分からないことも多いからです。

では、家事について二人で話しておきたいことを、7つの質問から考えてみましょう。

今どのくらい家事をしてる?

まず聞いてみたいのが、今の生活でどのくらい家事をしているか。

一人暮らしなら普段の家事のやり方が見えやすいですが、
実家暮らしの場合は家族が多くを担っていることもあります。

「料理はする?」「洗濯は自分でしてる?」と具体的に聞いてみると、
相手の生活力だけでなく、家事をどの程度自分の仕事として捉えているかも見えてきます。

できる・できないを評価するためではなく、今の状態をお互いに知るための質問です。

得意・苦手な家事は?

得意な家事と苦手な家事も話してみましょう。

「料理は好きだけど掃除は苦手」「洗濯は平気だけど、畳むのが嫌い」など、家事によって負担の感じ方は違います。

自分は苦手でも、相手にとってはそれほど苦にならない家事もある。

お互いの得意不得意が分かっていれば、一緒に暮らし始めたときに
「じゃあ、これは私が多めにやるね」と自然に相談しやすくなります。

家事の頻度はどのくらい?

家事そのものより、頻度の違いがストレスになることもあります。

「掃除は毎日したい」「週末にまとめれば十分」など、
人によって心地よいペースはそれぞれ…

特に清潔さに関する基準は、自分の感覚が「普通」だとと思いやすい部分。

相手の基準を変えようとする前に、
二人の感覚にどのくらい違いがあるのかを知っておくといいでしょう。

毎日の食事はどうする?

食事は毎日のことだからこそ、結婚後の生活に大きく影響します。

毎日自炊したい人もいれば、平日は外食や惣菜で済ませたい人もいます。

朝食を食べるか、お弁当を作るかといった違いもあるでしょう。

食事にどのくらい手間や時間をかけたいかは、人によって違いが出る部分。

料理にかけたい時間や食費、健康への考え方なども含めて、
「二人ならどんな食生活が心地よさそうか」を話してみることが大切です。

忙しいときはどうする?

普段は家事を分担できても、仕事の繁忙期や残業が続く時期には同じようにできないことがある。

そんなとき、「担当だからやってほしい」のか、「忙しいときはカバーし合う」のかにも、
家事分担への考え方が見えてきます。

もちろん、結婚前に細かなルールを決める必要はありません。

「忙しいときの家事はどうする?」と、二人の考えを話しておくだけでも安心です。

家事にお金を使える?

家事を楽にするためにお金を使うことについても、価値観が分かれるところ!

食洗機や乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機を使いたい人もいれば、
「自分でできることにお金をかけるのはもったいない」と感じる人もいるでしょう。

宅配サービスや家事代行も同じです。

正解はありませんが、時間を買うためにどこまでお金を使えるのかは、
家事だけでなく家計にも関わるポイント。

結婚前に軽く話しておくと、お金に対する価値観を知るきっかけにもなります。

子どもができたら?

将来子どもを希望しているなら、家事だけでなく育児が加わったときのことも話しておきたいところ。

子どもが生まれると、食事や洗濯などの家事が増えるだけでなく、
授乳、寝かしつけ、送迎、病院への付き添いなど、新しいタスクも増えます。

さらに、育児は仕事の仕方にも関わってきます。

「子どもができても共働きを続けたい?」「忙しいときはどちらが仕事を調整する?」などを話すと、
家事分担の話から、二人が思い描く結婚生活が見えてきます。

家事から考える結婚生活

家事を分担しながら、きれいな部屋で映画を見てくつろぐ夫婦のイラスト

家事分担について話してみると、
家事だけでは答えが出ないことに気づきます。

毎日料理をするかどうかは、働き方や帰宅時間、食費にも影響するし、
家事代行を利用するかどうかは、お金の使い方にも関係する…
子どもが生まれた後の分担は、二人の働き方やキャリアにも関わってきます。

このように、家事分担について話すことは、
二人がどんな暮らしをしたいのかを知る入り口になるんです!

だからこそ、
結婚が具体的になってきたら、家事について話すことはとても大切。

その目的は、家事の正解を決めるためではなく、
お互いの「普通」を知るためです。

ただ、いざ結婚後の生活について話そうとすると、
「自分はどうしたいんだろう?」と答えに迷うこともありますよね。

  • 家事はどのくらいしたい?
  • 結婚後も今のように働きたい?
  • お金は何に使いたい?
  • 子どもはどうしたい?

こうしたことは、意外と自分の中でも整理できていないもの。

相手と話す前に、自分がどんな結婚生活を送りたいかを知ることは超大切!

そこで役立つのが、「結婚生活設計書」。

家事・仕事・お金・子どもなど…
結婚生活に関わるテーマに沿って考えていくことで、
漠然としていた「理想の結婚生活」を具体的に整理できます。

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まとめ

夫婦がリビングで飲み物を飲みながらくつろぐ画像 結婚生活

この記事のまとめ

  • 半分ずつが平等とは限らない
  • 二人に合う分担を見つけよう
  • 結婚前の話し合いが大切

夫婦の家事分担には、すべての家庭に当てはまる正解はありません。

大切なのは、家事の量だけでなく、
お互いの考え方を知り、二人に合った形を見つけること。

結婚前から家事について話しておくと、お互いの「当たり前」の違いにも気づけます。

家事をきっかけに、これからどんな結婚生活を送りたいかも二人で考えてみましょう。

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はじめまして。婚活心理ラボ管理人です。

5000人以上の男性を接客した経験と、 心理学の学び、自身の婚活経験をもとに、 婚活・恋愛・人間関係について発信しています。

婚活で大切なのは、条件だけで相手を探すのではなく、
「どんな結婚生活を送りたいか」から相手を考えること。

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