一言で「話を聞く」と言っても、
色々な聞き方がありますよね!
「この人に話すと気持ちが楽になる」
「この人聞き上手だなぁ」と思って貰えれば、
相手は自分の事を凄く信頼してくれます。
かつてキャバ嬢時代、私は殆ど聞き役でした。
自分の話をする事が嫌いな訳ではないですが、
飲みに来るお客様の中には、仕事等で溜まったストレスを発散したい!
と言う人が多かった為、自分の話を聞いて欲しい人が多かったんです。
「せっかく自分を頼ってきてくれたのだから、少しでも癒されて帰って欲しい!」
と言う想いでやっていた結果、
聞き役に徹していたという感じです。
「聞き上手になるにはどうしたらいいの?」
「私も聞き上手になりたい!」
という相談を貰う事も多かったので、
今回は自分の経験談を元に、
「ここを気をつけていた!」ということを記事にします。
最近では「オウム返し」や「話す割合は7:3」等、
テクニック的なことが書かれた本やブログがたくさんあります。
本当にそうだな!と思うテクニックではあるし、
私自身無意識に使っているものも有りましたが、
これを会話が苦手な人がいきなりやると、
不自然で違和感のあるやり取りになってしまいます‼️
なのでこの記事には敢えてそうした
テクニック的な部分は書きません‼️
それよりも大切なのは、
相手に「この人に話すと安心するな」
「また話聞いてもらいたいな」
と相手に思って貰えること!
それが、本当の意味での上手な聞き方だと思います。
そこで、今回は
上手な聞き方を意識する上で本当に大切な考え方
を書いていきます。
1 話を遮らない
これをされると自分の話が受け入れられなかった感じがして凄く悲しくなります!
人によっては、「つまらなかったかな?」
「何か気に触ること言ったのかな?」
と落ち込んでしまうほどです。
遮った本人には悪気が無く、
単に自分が話したい事を思いついたから
話しただけかも知れません。
でも、やられた方は決して良い気分はしないので、
「自分も無意識にやっていないかな?」
と自問し、もしやっていたらやめるようにしましょう。
2 ながら聞きをしない
携帯を弄りながら、漫画を読みながら等、
ながら聞きは辞めましょう!
例えば、会社の上司の話も作業しながら聞きますか?
聞かないですよね!
これは、「作業を止めて、相手をちゃんと見て聞かないと失礼」
という事を判ってるからですよね!
友人や家族の話だって同じです。
何かをしながら聞くという事は、
脳の数%は別の事に意識が集中してしまっています。
相手が大事な話をしている時は特に
気をつけましょう!
また、逆に言うと、
ながら聞きは、相手に対して
「そんな重要な話じゃないね!」と言っているのと同じです‼️
もし「らながら聞き」をしている人は、
相手にこの様に伝わっている!と言うことは意識してください。
3 適度な相槌を打ちながら聞く
ここだけ少しテクニック寄りな事になってしまい申し訳ないですが、
やはり、話に相槌が無いのは寂しいです。
全くの無反応では、ちゃんと聞いてくれているのかどうかも分かりません!
なので、「うんうん」、「そうなんですか?」
「分かる!」等、相槌を打つ事で相手に
リアクションする事が大切なんです。
唯、この相槌一つとっても凄く難しいんですよね!
例えば、「分かる!」というのは
共感の相槌なので一見良い様に思いますが、
上司の立場だからこそ起こる板挟み問題についてその人が話している時に、
「お気持ち分かります」なんて言ったら、
「お前に分かってたまるか‼️」
となってしまう場合もある訳です。
また、「なるほど!」も分かってくれたんだな!
と言うサインではありすが、
あまりにずっと連呼されては
「この人バカにしてるのかな?」と
思わせてしまう可能性もあります。
なので、その辺判断しづらい時は、
「うんうん」「そうなんですか?」
「そうなんですね」
といった、無難な相槌を打つ事をオススメします。
相槌の細かい話は今度詳しく纏めてみたいと思います!
繰り返しになりますが、大切なのは
「ちゃんと聞いてますよ」というのが相手に伝わる事です。
4 興味をもって聞く
いくら話を遮らず、相手の話中に別の事もせず、
相槌もちゃんと打っていたとしても、
興味を持って聞いていなければ
相手にはそれが伝わってしまいます。
勿論、どうしたって興味を持てない分野の時も有ると思います!
例えば、筆者の場合は「化学の分野」は
全くチンプンカンプンなので、難しい話を
されてしまうと「???」と
なってしまいます。
そんな時は、「例えばどんな事?」と聞き、
身近なものに置き換えて説明してもらい、
理解できるように努めています。
最も、相手が興味のない話を長々とする方も
どうかと思うのですが、
どうしても聞かないといけない空気の時などには是非思い出して下さい。
大切なのは、興味を持つ事です!
興味が有れば自ずと質問も湧いてきたり、
共感出来たりして、話が弾むハズです。
5 相手が何を言って欲しいのか考える
ここに来てめちゃめちゃ難しい事言います!
でも、本当に大切な事なので敢えて書かせて下さい!
例えば、子供の頃テストで100点を取って
お母さんに「100点取ったよ♪」
と話すとお母さんは何と言ってくれましたか?
家庭によるかも知れませんが、
褒められた経験がある人が多いと思います。
これって、「凄いね!」とお母さんに言われたくて報告してませんでしたか?
そして、お母さんも期待通り「凄いね!」
と言ってくれるから、嬉しくなりましたよね‼️
これと同じで、人が誰かに自分の話をする時、
多かれ少なかれ相手に期待しているリアクションが有ります!
これを汲み取ってリアクション出来ると、
相手はとっても嬉しいものです。
とは言うものの、コミュニケーションが苦手だったり、
話すのが苦手な人にとっては、
そんな事言われても難しいと思おます!
「相手が期待してるリアクションって何だよ‼️」
となるでしょう。
そんな時は、自分に置き換えてみて下さい!
「もし自分が同じ状況だったらこんな風に言って欲しい」
と思った事を相手に言ってあげれば良いと思おます。
感じ方、考え方は十人十色です。
自分の喜ぶ答え方で、相手も喜ぶとは限りません。
でも、共通する部分もあるハズ!
少なくとも、相手の気持ちを考え、
想像しながら聞いています!
その気持ちは相手に伝わるはずです。
今回は上手な聞き方について、
テクニックでは無く考え方を中心に書いてきました。
テクニックも勿論大切ですが、
根本的な考え方を知らずにテクニックばかり
身につけても、表面的で機械的な反応になりかねません。
「ちゃんと聞いてもらったなぁ」と
相手に思ってもらえる事が
上手な聞き方をする上でとっても重要です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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